180mm三徳酔心疾風LIGHT
¥ 74,800 税込
加算ポイント:680pt
商品コード: 848250
土井家4代目「土井逸夫」氏が受け継いだ堺打刃物の集大成【酔心疾風】を、刃身の作者はそのままに、柄、鞘、箱など仕様変更を行いました。
青二鋼にして甘切れしにくく、研ぎによって鋭い掛かる刃が出し易いのも人気の秘密です。
本霞+仕様により、ご自身での研ぎでも新品の形状を維持しやすくなっています。
鋼材:青二鋼
研ぎ:本霞+
柄:朴水牛八角柄
鞘:朴鞘ピン
箱:紙箱
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三徳包丁とは?
三徳包丁(さんとくぼうちょう)は、その名の通り「三つの徳(とく)」を兼ね備えた万能包丁。
「肉・魚・野菜」──家庭でよく登場するこの三つの食材を、1本でまかなえる頼もしい存在です。
もともとは、和包丁と洋包丁の“いいとこ取り”として昭和中期に誕生したといわれています。
肉を切るときの鋭さは牛刀、野菜を刻むときの安定感は菜切包丁。それぞれの長所を融合し、毎日の料理にちょうどよい形に仕上げたのが三徳包丁です。実際に三種類の庖丁を並べて見ると、形状の違いもわかりやすく、三徳がいかにバランスに優れた庖丁かが実感できます。
刃渡りはおおよそ165〜180mmが主流で、幅広の刃とやや丸みを帯びた切っ先が特徴。
キャベツの千切り、鶏もも肉のカット、鮭の切り身の下ごしらえまで──切る・刻む・スライスする作業を、リズムよくこなせるのが三徳の魅力です。
そして、はじめての一本にもぴったり。
酔心の庖丁はどれも「研ぎ育てていくこと」を前提に作られているため、これから料理をしっかり楽しみたい方にとって、ながく寄り添ってくれる一本になるはずです。
三徳包丁の「徳」とは?
ここでちょっと余談を。
「三徳包丁」の「徳」とは、どんな意味なのでしょうか?個人的な見解をまとめました。
普段「人徳」や「美徳」などに使われるこの言葉には、「すぐれた性質・働き」という意味があります。
仏教的な言葉では「功徳(くどく)」──つまりよい行いによって得られる恵みという意味も持っています。
では三徳包丁の「徳」は?
「肉が切れる」「魚が切れる」「野菜が切れる」──この三つの用途に優れているという、「役立つ・価値ある働き」という意味で使われているように感じられます。
つまり、「三つの“徳(とく)”=利点・強み」がある庖丁。
だからこそ、三徳包丁は「万能包丁」として多くのご家庭に愛されてきたのですね。
あらためてこの名前を見つめ直してみると、日本語らしい奥ゆかしさと実用性が、しっかりと詰まっているように思えます。


